坂道グループのグラビア写真集ガイド - 乃木坂・櫻坂・日向坂
坂道グループと写真集。この組み合わせは、もはや日本のエンタメシーンにおける一大ジャンルだ。乃木坂46だけで見ても、ソロ写真集の累計発行部数は数百万部に達する。なぜ坂道メンバーの写真集はこれほど売れるのか。データと実例から読み解いていく。
乃木坂46 - 写真集の王道を作ったグループ
乃木坂46は「アイドルの写真集」というジャンルの基準そのものを引き上げたグループだ。白石麻衣の『パスポート』が発行部数30万部超えという記録を作り、それ以降のメンバーの写真集も軒並み好セールスを記録した。
齋藤飛鳥の写真集『潮騒』は初版20万部という破格のスタートを切った。齋藤飛鳥はグループ内でも特にビジュアル人気が高く、小顔と透明感のある佇まいが写真映えする。彼女の写真集の特徴は、アイドル的な可愛さよりも「静謐な美しさ」に振っているところ。読書家で知られる知的な一面が、写真の空気感にも反映されていた。
西野七瀬もまた乃木坂46の写真集史を語るうえで欠かせない存在だ。卒業後も女優として活躍しながら、写真集での評価は今も高い。儚げな雰囲気と、ふとした瞬間に見せる芯の強さ。そのコントラストが写真集の中で見事に表現されている。
乃木坂46 写真集ヒットの要因
- グループの知名度とブランド力がベースにある
- メンバー個人の人気投票(選抜)が話題を作る
- 卒業のタイミングに合わせたリリースで「最後の」感が出る
- 写真家・ロケ地・コンセプトへの投資が大きい
次世代エース - 遠藤さくら、賀喜遥香、山下美月
現在の乃木坂46で写真集市場を牽引しているのが遠藤さくら、賀喜遥香、山下美月の3人だ。
遠藤さくらは「令和の正統派」とも呼ばれるクラシカルな美しさの持ち主。雑誌のグラビアでの人気は群を抜いており、ソロ写真集への期待値は常に高い。
賀喜遥香はモデル活動も並行しており、モデルカテゴリ的な洗練されたビジュアルが強み。ファッション誌との親和性が高く、写真集もモード感のある仕上がりになることが多い。
山下美月は「可愛い」と「セクシー」の切り替えが巧みで、1冊の写真集の中で多彩な表情を見せる。グラビア的な訴求力はグループ内でも随一で、写真集の売上も安定して高い水準を維持している。
秋元真夏 - キャプテンの写真集
秋元真夏の写真集は、乃木坂46の中でもちょっと特別なポジションにある。バラエティ担当のイメージが強い彼女だが、写真集では意外なほど大人っぽい表情を見せる。普段の明るいキャラクターとのギャップがファンの心を掴んだ。これはまさに「グラビアでしか見せない顔」の好例だ。
櫻坂46 - クールな美学
櫻坂46(旧欅坂46)の写真集は、乃木坂46とはまた違ったテイストだ。グループ自体がクールでアーティスティックな路線を志向しているため、写真集もその空気感を受け継いでいる。
井上梨名や田村保乃の写真集は、アイドルの写真集でありながらどこかアート寄りのアプローチがなされている。特に田村保乃は柔らかい雰囲気の持ち主で、櫻坂46のクールなイメージとのギャップが写真集の魅力になっている。
日向坂46 - 明るさ全開のグラビア
日向坂46は「ハッピーオーラ」を売りにしているグループだけあって、写真集も明るく元気な印象のものが多い。メンバーの自然体な笑顔を前面に出した撮影スタイルが特徴で、見ているだけでこちらまで元気になる。
各グループのカラーがそのまま写真集にも出るのが坂道シリーズの面白いところだ。乃木坂の優雅さ、櫻坂のクールさ、日向坂の明るさ。自分の好みに合うグループを見つける入り口として、写真集から入るのは実はかなりアリだ。
売上データの話: 坂道メンバーの写真集は初週売上でオリコンランキングに入ることが多い。ただし売上=写真集の「良さ」ではない。売上はグループの勢いやメンバーの人気に左右される。大事なのは数字ではなく、自分の目で見て好きだと思えるかどうかだ。
坂道ファンにおすすめの写真集の楽しみ方
推しメンの写真集はもちろん買うとして、それ以外のメンバーの写真集にも手を伸ばしてみてほしい。グループで見ていたときには気づかなかった魅力を写真集で発見する、という体験は坂道ファンの醍醐味のひとつだ。
また、アイドルグラビアの入門ガイドで基礎知識を押さえておくと、写真集をより深く楽しめる。坂道以外のアイドルグループの写真集と比較してみるのも面白い。ハロプロのグラビア事情あたりを読めば、グループによるアプローチの違いがはっきりわかるはず。