女子アナ写真集の知的魅力 - なぜアナウンサーの写真集は売れるのか
女子アナウンサーの写真集は不思議な存在だ。アイドルやグラビアアイドルほど派手にプロモーションされるわけでもないのに、出せばそこそこ売れる。しかもファン層がかなり広い。なぜなのか。理由を考えてみたら、案外シンプルだった。「知性と美しさの両立」、それに尽きる。
女子アナ写真集が支持される理由
テレビ画面越しに毎日顔を見ている人の、テレビでは見られない姿。これが女子アナ写真集の最大の吸引力だ。
ニュースを読む真剣な表情、バラエティでの明るい笑顔。それが普段の「仕事用」の顔だとしたら、写真集で見せるのは「素」に近い顔。とはいえ完全にオフではなく、アナウンサーとしての知的な雰囲気はしっかり残っている。このバランスが絶妙なのだ。
女子アナ写真集の3つの魅力
- 親近感 - 毎日テレビで見ているから「知っている人」の写真集という感覚
- 知的な美しさ - 学歴や教養に裏打ちされた品のある佇まい
- ギャップ - スーツ姿のイメージとのギャップが写真集の華
局別の傾向 - 各局のカラーが出る
面白いことに、女子アナの写真集にはテレビ局ごとの傾向がある。これは局のブランドイメージとアナウンサーの採用基準が反映されている結果だ。
フジテレビはかつて「女子アナブーム」の火付け役だった。華やかで明るいキャラクターのアナウンサーが多く、写真集もエンタメ寄りの楽しい構成が多かった。カトパンこと加藤綾子の写真集が大ヒットしたのは記憶に新しい。
日本テレビは正統派美人が多い印象。清楚で上品な写真集が中心で、水ト麻美のカレンダーが即完売するなど、堅実なファンベースを持つアナウンサーが揃っている。
TBSは知的美人が多い。田中みな実が退社後に出した写真集が社会現象になったのは有名な話。TBS出身者は退社後にタレント活動を広げるケースが多く、それに伴って写真集の内容も大胆になる傾向がある。
テレビ朝日は近年ビジュアル面で話題になるアナウンサーが増えている。報道寄りの堅いイメージがある局だからこそ、写真集でのギャップが際立つ。
田中みな実現象 - 女子アナ写真集の転換点
女子アナ写真集の歴史を語るなら、田中みな実は避けて通れない。TBS退社後に発売した写真集は、初版20万部を突破し、女性からの支持も厚かった。
田中みな実の写真集が画期的だったのは、「女子アナの写真集=男性ファン向け」という固定観念を壊したこと。美意識の高さ、体づくりへの真摯な姿勢が女性からも共感を呼び、美容のロールモデルとしての需要が写真集の売上を押し上げた。
この「女性ファンも買う女子アナ写真集」という流れは、その後のアナウンサーの写真集にも影響を与えている。ターゲットが広がったことで、写真集のコンセプトも多様化した。
現役 vs フリー - 写真集の違い
局アナ時代と、退社してフリーになってからの写真集では、内容がかなり変わることがある。局に所属している間は局のイメージもあるため、ある程度の制約がある。フリーになると自分の判断で写真集の方向性を決められるようになり、より挑戦的な内容になることが多い。
この変化をどう捉えるかはファンによって異なる。「現役時代の清楚な写真集が好き」という人もいれば、「フリーになってからの開放的な写真集がいい」という人もいる。どちらにも良さがある。
女子アナ写真集マニアの視点: 局アナ時代の写真集は初版の部数が少ないことが多い。局の広報部門が関わるケースもあり、攻めた企画が通りにくい。だからこそ、現役時代に出た写真集は後からプレミアがつくこともある。コレクターとしては見逃せないポイントだ。
女子アナ写真集の楽しみ方
アナウンサーカテゴリを見ると、写真集を出しているアナウンサーの一覧が確認できる。まずは自分が普段見ている番組のアナウンサーからチェックしてみるといい。
テレビで見ているときとのギャップを楽しむのが王道の楽しみ方だが、もうひとつおすすめしたいのは「インタビューページを読む」こと。女子アナの写真集にはエッセイやインタビューが付いていることが多く、仕事への思い、プライベートの趣味、美容法など、テレビでは語らない一面が知れる。写真だけでなくテキストも含めて一冊の作品として楽しむと、満足度がぐっと上がる。